【興味があるから】【退屈だから】。壊すには理由がある!
「甘噛み」のところでもご紹介しましたが、口で触って確認する習性があるわんちゃんにとって、モノを「噛む」という行動の全てが異常な行動と言うわけではありません。でも「噛む」だけでなく「破壊」となると困りますね。
基本的には、噛んだり破壊されて困るモノはわんちゃんの手の届かないところに片付けることが大切です。
ゴミ箱の中身をあさったり、ごみをかみ砕いてしまうわんちゃんには、蓋付きのゴミ箱を使ったり、ゴミ箱は手の届かないところに置きましょう。
パピーにとって、大切なのは、悪い経験は未然に防ぐことです。
残念ながらわんちゃんの場合には「失敗は成功のもと」にはなりません。それどころか失敗や悪い経験をすると成功が遠ざかってしまいます。
失敗や悪い経験は出来るだけ避けられるような環境を作ってあげて下さい。
それと同時に噛んでも良いおもちゃを与えて、それを噛んでいる時に思いっきり褒めてあげましょう。 良い経験を繰り返すことにより、早く覚えてくれます。
噛んで困るものや、壊されて困るもので片づけられ無い物には、ビターアップルなど、わんちゃんが嫌がる臭いを吹き付けておくのもひとつの方法です。
電器のコードなどは、噛んでしまうと事故になります。
飼い主さんの目が届かない留守番時などは、ケージやサークルでお留守番をして貰えるよう、ケージやサークルでの「ハウストレーニング」はとても大切です。