患者さん

子犬の頃から通ってくれているゴールデンの女の子です。

実は生後数ヶ月でアジソン病ということが分かり、以来毎日お薬が欠かせない生活を送っています。お薬が無いと具合が悪くなり、最悪の場合命にかかわる病気です。

飼い主さんは「5年くらい生きたら万歳かな」とおっしゃっていたのですが、この秋無事に10歳の誕生日を迎えられました!

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しかもこの子の場合、お薬の投薬量が最初から同じ量で安定していて、状態が変わらず元気に過ごしているそうです。

アジソン病と聞いて落ち込む飼い主さんが多いと伺いますが、こんな風にきちんとお薬で管理してあげれば、通常の子と変わらない生活を送って、普通に寿命を迎えることが出来るんですね。

子犬の頃から通ってくれているせいか病院が大好きなこの子は、いつも先生に会うと大喜びしてくれます。これからもますます元気で過ごして貰いたいと思っています。

秋ですね。

秋も深まり、朝夕が冷え込む季節になりました。

京都はあちらこちらの紅葉が見頃になってきているみたいで、観光客もぐんと増えています。

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最近はわんちゃん連れで旅行をされている方も多いみたいですね。どうか事故のない様に気をつけてお出かけ下さいね!

 

 

祇園祭の金魚

院長夫妻は、金魚すくいが得意らしいです。毎年祇園祭に行って金魚すくいを楽しんでいるそうです。そして毎年どっちが多く救ったのか競争するそうですが、今年は奥さんが勝ったそうです。

それで、金魚すくいで連れて帰ってきた金魚は全部知り合いのお家に行くそうです。

今年の金魚さん達。15匹いた子たちは7匹になったそうですが、3センチくらいだったのにこの4ヶ月で倍以上成長して、そこのおうちでは「ピラニア」と呼ばれているそうです。

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人が水槽の前に行くと、わしゃわしゃと寄って来るらしく、その姿は優雅な金魚と言うより食欲旺盛なピラニアみたいなんですって。

金魚の寿命はわりと永いらしく、上手に飼えば10年以上生きるそうですよ。祇園祭出身の金魚さんたち。元気に育って欲しいですね。

 

 

連休ですね。

病院からお散歩範囲内に、京都市動物園があります。

こぢんまりした動物園で(笑)パンダもコアラもいないし芸達者な人気者もいませんが、京都市内唯一なので、ちびっ子からお年寄りまで、結構賑わっています。

それでここで有名なのはなんと言ってもキリンです。このキリンはただのキリンではないのです!なんと!ハートの模様を持っているキリンなんです!

キリンさんの体の模様のどこかにハートがあるんです。是非探して見て下さい。

ところで、動物園が、今年リニューアル工事をしていて、ようやく完成しつつあるみたいです。中にはまだ工事中の部分もあるみたいですが、殆ど完成したようで、外壁や外観がとても綺麗になっています。

疎水沿いの壁だった部分が柵に変わり、疎水を散歩していても動物園の中の様子が見えるようになりました。

そしてなんと言っても南禅寺側にあった裏門?が素晴らしく立派になりました。

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以前は近所の人さえ知らないほど地味だった入口が、誰が見ても立派な入口に変身。しかも売店もおしゃれな雰囲気で、つい覗いて見たいと思ってしまいます。

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今度時間があれば出かけてみたいと思っています。

ハロウィン

今日はハロウィンでしたね。

京都ではあまり仮装して歩いている人は見かけませんが、お店ではハロウィンの飾り付けやお菓子を見かけます。

なんだか楽しそうですね。

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病院では特別ハロウィンの飾りはしませんが、うちにはこんな子たちがいます。

ハロウィンのバルーン達が、ふわふわしています。

子供がこの子達を連れて買い物に行くと言って、困ってしまいました。

マイクロチップ

マイクロチップってご存じですか?
動物たちの背中、首の下あたりに埋め込むチップです。

チップの中には飼い主さんに繋がるID情報が入っていて、リーダーで読み取れば簡単に飼い主さんが見つかります。

注射器みたいなもので簡単に装着して貰うことが出来ます。

海外では当たり前に普及しているそうですが、日本ではまだまだ珍しいと思います。
うちの病院でも、マイクロチップを入れている動物はとても少ないです。

海外などにお引っ越しで動物を連れて行く場合には、必ず入れなければいけませんが、そうでない人ではまだまだ広がっていません。

これがあると、迷子になった時にはすぐに飼い主さんが見つかりますし、とても良いと思うのですが、読み込む為のリーダーもまだ全然普及してないそうで、せっかくマイクロチップを装着していても見つけて貰えないそうです。
なんだかがっかりですよね。

うちの病院にはリーダーもチップを埋め込む為の物もそろっています。

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うちに来られている患者さんが保護した時に「チップが入っているかどうか見て下さい」と連れて来られたりします。

迷子の動物たちが無事に飼い主さんのところに戻れるように、もっとたくさんの飼い主さんに知って貰って、どんどん普及したら良いのにと思います。

花壇

待合室の外側には花壇があります。
毎日ここに水をやるのが私たちの日課です

お花などは、時々奥さんが植え込んで下さっています。

季節ごとにお花を楽しんで頂いていますが、病院が出来た時からずっと植えられていた沈丁花もずいぶん大きく育ち、春先には良い香りで皆さんをお出迎えしてくれています。

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綿棒

VTの大事な仕事のひとつに「綿棒巻き」があります。
綿棒は色々な場面で必要になります。

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代表的な作業としては耳掃除ですね。
わんちゃんや猫ちゃんの耳が汚れていたり、トラブルがあったときに、耳を掃除します。
そのときに役立つのがこの綿棒です。

市販の綿棒だと、綿の部分が大きすぎてしまうことが多いので、うちの病院では手作りしています。
綿棒用の針金に綿花を薄く重ねて巻いていくのです。

これが簡単そうに見えて中々難しかったりします。

使っている途中で面が崩れてきたりはずれてしまうと大変です!
なのでしっかりきれいに巻き付けなくてはいけません!

先輩VTに名人がいるのですが、私はまだまだ修行中です。

コンピューター

最近診察室に新登場した大きなモニターがあります。
レントゲンがデジタルになってから、診察室に設置しているモニターにつないで、すぐに飼い主さんに見て頂けるようになりました。

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実はこれはただのモニターではなく、パソコンだそうです。
私たちはコンピューターに詳しくないのでさっぱりわからないのですが、患者さんの中には詳しい方もおられて「うわー、これ欲しいなぁ〜」とおっしゃっていました。

それでレントゲンの画像を見るためだけに使っていると話すと「なんて勿体ない!パソコンの機能の1/100くらいしか使ってないんじゃない?」と驚かれました。

うちの病院のスタッフは、全員がパソコンとかに興味が無いのでそれがどれくらい勿体ないことなのかさっぱりわかりません、でもこれはただのモニターではなく、色々なことが出来るものらしいです。

凄いですね。

でも触って壊れると困るのでやっぱりモニターとしてだけ使うと思います。笑。